十重二十重(とえはたえ)のまち金沢 新都心軸デザイン コンペティション2022

一次審査通過作品市民投票 投票期間 2022年9月28日(水)19時迄

金沢のまちは、近代の都市開発が始まって以来、約半世紀にわたり常に新しい価値を加え続け、美しい景観の保全と経済的活動が両立するまちづくりを行ってきました。社会情勢が目まぐるしく変化し時代が大きくシフトする現代において今後も更なる発展を目指すためには、その歴史的重層性を継承しつつ、30年後の未来を見据えるような新しいまちの姿を考える必要があります。そこで公益社団法人金沢青年会議所では、「歴史的価値の継承と新たな価値の創造の都心軸開発」をテーマにした、建築アイデアコンペティションを開催します。一次審査を通過した作品をご覧いただき、気に入った作品にぜひ投票してください。金沢のまちの未来の姿をぜひ皆さん自身で考えてみてください。

  • エントリーNo.1
    投票終了
    作品名:Wood Cycle Point - サーキュラーエコノミー建築で金沢を新しい木材都市へ -
    石川県に多く存在する森林資源を活用した研究やサーキュラーエコノミー建築の実践等を行うことで、金沢を木材都市とし、木材を通じた新しい賑わいを創出します。
  • エントリーNo.2
    投票終了
    作品名:ヒロミチ
    歴史的な価値の継承と人・モノ・情報が集まる魅力的な都市軸の創出を両立する広場的街路・ヒロミチを提案します。通路でもあり広場でもある「広見」を都市スケールに拡大した「ヒロミ」が連続する「ヒロミチ」は金沢の新たな顔となる都市景観を実現します。
  • エントリーNo.3
    投票終了
    作品名:みんなでサンドイッチを食べるように - 都市軸を形成する再開発の再考 -
    金沢の未来都市像として旅行客も住民もまちなかを歩くのが楽しく快適になるような徒歩での回遊性のあるまちをつくっていくことを考えます。具体的に、高度利用建築の容積を地方公共団体所有の地域の敷地と提供し合う制度をとり、建築の形態としてそのような制度に適応した現れ方を提案します。
  • エントリーNo.4
    投票終了
    作品名:都市の余白に人を停める
    1996年、金沢駅と武蔵ヶ辻交差点を結ぶ直通道路が完成し金沢の新たな都市軸となりました。しかし歩けるまちづくりを目指す金沢にとって、この都市軸は車のための動線でとどまり、歩行者のための空間にはなっていません。加えて30年後の日本において車の保有台数は減少傾向にあり、金沢に多く存在する「駐車場」を、機能を失った都市の「余白」に変えてしまいます。そこで将来求められる歩行者空間を都市の余白に挿入することで、この変化をポジティブに捉えることはできないだろうか。私達は駐車場を活用し未来の金沢に新たな流れをもたらします。
  • エントリーNo.5
    投票終了
    作品名:十重二十重に循環する都市 金沢 2050 構想
    2050年の金沢にはさまざまな変化が想定され、地域内でエネルギーや資源を循環させるサーキュラー・エコノミーへの移行が求められます。そこで、金沢のまち全体に、人、情報、資源、経済を循環させるため、金沢都心軸沿いの主要敷地に拠点群を提案します。
  • エントリーNo.6
    投票終了
    作品名:Gate to Gate「都市への新しいゲート」
    金沢駅から伸びる都心軸上に、鼓門に連なる新たな都市へのゲートを創ります。計画では3つの提案 ①公有地(道路)上での空中権の設定 ②「私」(寄生ユニット)による「公」(VOID)の形成 ③表層の公共化により「公」と「私」が垂直に折り重なり、融合して、意識共有できる場を作り出していきます。