AMENO KANAZAWA

が多い金沢で、の魅力を発信!

■ なぜこの事業を実施したのか
雪の多い北海道では雪まつりがあるのに、雨の多い金沢では雨まつりはありません。
地域の特徴である「雨」を魅力に変えることができれば、雨の都金沢として新しい地域発信ができるのではないか。
このような想いから当事業を実施しました。

■ 事業内容
AMENO KANAZAWAフォトコンテストを実施し、雨×金沢をテーマに写真を公募しました。            

(銀賞 ふたりの世界)

約1ヶ月で231枚の写真が応募されました。
受賞作品についてはこちらをご確認ください。
AMENO KANAZAWAフォトコンテスト結果発表

授賞式は7月6日に開催された「愛フェスいしかわ」内にて行われました。

また、加賀友禅模様をシールにし、オリジナルビニール傘づくりが体験できるブースを同日実施しました。

また当日は、ほくりくアイドル部さんにもPRしていただき、たくさんの方にオリジナル傘を作っていただきました。子どもたちは、「早く自分が作った傘で歩きたい!」と自分で作った傘を自慢気に家族へ見せていました。

■ その結果どうなったのか
AMENO KANAZAWAフォトコンテストに参加いただいた方の9割以上が「雨に愛着を持つようになった」、「雨の日にまちに出かけるきっかけにつながった」と言っておりました。この事業を通して、市民が雨を魅力と捉えていただくことにつながったと考えます。

■ 今後の展開について
来年以降は別団体が事業を引き継ぎ、今後も雨の金沢を魅力につなげる活動を継続していく予定です。

■ 担当者より一言
本事業は金沢の特徴である雨の多さをマイナスイメージから魅力に変えることを目標に事業を計画しました。
事業結果から思うことは、マイナスイメージが持たれるものでも、そのものを多角的に観察することで、魅力に気づくと感じる人が多くいることがわかりました。一見マイナスイメージを持たれる雨ですが、雨の金沢の写真を撮るという手法を用いることで、雨の魅力を感じる人がたくさんいることがわかりました。また、実際に雨の中で写真を撮ることで、視覚的な魅力だけでなく雨音や雨の匂い、雨による人々の行動変化など、様々な視点で雨の金沢の魅力に気づいたという声がありました。
また、参加者の中に県外から金沢に訪れている方が6名おられました。ある方のアンケートには「せっかくの観光で金沢に来たが雨が降ってしまった、と感じるはずが、本事業に参加したことで雨の金沢の魅力を感じることができ、雨の日の金沢を楽しめることができた」と記載されておりました。雨の金沢を良いと感じていただけたのも、本事業で雨に焦点を当てたことがきっかけだと考えます。雨でも楽しめる、雨だからこそ楽しめる金沢を発信することができれば、雨を新しい観光資源として活かせるのではないかと期待します。